漫然運転によって発生する交通事故について

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交通事故の法的基礎知識

交通事故につながる一番大きな原因、漫然運転とは

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漫然運転とは
漫然運転とは、いわゆる、運転中運転以外の事を考えていただとか、運転中ぼんやりしていたというような場合です。
運転に集中していない状況といえるでしょう。
また、いわゆる、だろう運転も漫然運転に含まれることになります。

 漫然運転の危険性
漫然運転を行ってしまうと安全確認がおろそかになってしまい、交通事故につながってしまいます。
また、漫然運転を行ってしまうと、とっさの判断が遅れてしまうことになり、回避できたかもしれない交通事故も発生してしまうことになります。

漫然運転は、交通事故の原因の中でも特に多いものの一つです。
一方で運転中に運転に対する集中力が落ちてしまうことは多々あります。
そのため、漫然運転は意識して漫然運転を行わないようにするのも重要ですが、漫然運転をしてしまわないように対策を行うことが必要です。

漫然運転の原因
漫然運転を行ってしまう原因の一つが、運転以外の事ことを考えている場合です。
運転以外のことは、多くの物事があります。
例えば、自身に悩みがあって運転中に悩みについて考えてしまうこともあります。
カーステレオから音楽やラジオ、テレビが流れていると、そちらの方に気がとられてしまうことがあります。
同乗者と会話をしていて、その会話の内容に気がとられてしまうこともあります。
このように漫然運転を行ってしまう原因はたくさんありますので、漫然運転を行ってしまう原因を排除するように心がける必要があります。

集中力の低下
漫然運転を行ってしまう原因の二つ目が、ぼーっとしていた、つまり、集中力が低下している場合です。
集中力が低下している状態での運転を避ける必要があります。
集中力が低下してしまう場合というのはどのような時でしょうか。

集中力の低下の原因
例えば、疲れているときに自動車を運転してしまうと、運転に対する集中力が維持できなくなってしまいます。
いわゆる過労運転です。
睡眠不足の場合に自動車を運転してしまうと、運転に対する集中力を維持できなくなってしまいます。
更に、場合によっては居眠り運転をしてしまうことにもなります。
長時間運転をしていると、運転に対する集中力が維持できなくなってしまいます。
特に高速道路ではカーブ等が少なく、カーブがあっても緩やかであり、同じような景色が続くため集中力が低下しやすいです。
疲労や睡眠不足を感じる際には運転を避けるべきです。
また、長時間の運転による集中力の低下を避けるのは困難であるため、1時間ごと等、一定期間ごとに十分な休憩を取るべきです。

漫然運転の意味合い
被害者が損害賠償をする際には、漫然運転であることはあまり影響がありません。
漫然運転をすることにより、安全確認不足などの他の過失が発生して交通事故が発生するため、漫然運転自体が直接事故の原因になるわけではないからです。
しかし一方で、さまざまな交通事故における過失の裏には、常に漫然運転が行われていた可能性があることを忘れないようにしなければなりません。

漫然運転は交通事故につながる一番大きな原因とも言えますから、運転中には必ず対策をするように心がけましょう。

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