いくつか種類があるむち打ちの検査方法について

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むち打ち

交通事故によるむち打ち、検査方法はどんなものがある?

9月むち打ち

交通事故の受傷でむち打ちはよくある症状であるため、病院に行って「昨日、交通事故で車に追突されたのだが、首が痛い。」と医師に告げれば、ほぼむち打ちの診断がされます。
そもそもむち打ちと言うのは、『身体に何らかの衝撃が加わり、首に痛みがある状態』を指すため、めに見えて大きな外傷があったり、通常のむち打ちではありえない麻痺があったり、過大な痛みが無い限り、『むち打ち』というくくりで診断されます。

むち打ちの多くは首の筋肉の損傷が原因であるため、足首や手首のねん挫の様に安静にして、数日から数週間経て筋肉の損傷個所が修復すれば完治します。
そのため、数日から数週間で完治した首の痛みを『むち打ち』と診断して、示談することは問題がありません。

しかし、問題があるのが『数週間経過しても、首の痛みが完治しない』ケースです。
交通事故の被害者からすれば、実際に首に痛みがあるにもかかわらず、加害者側から『嘘ではないか?』と疑われるため、示談以前に治療費の支払いでもめることがあります。

医師から『むち打ち』の診断が出ていればよいのですが、患者自身の痛みの自己申告によるものであると疑う余地が出てくるため、むち打ちの検査が必要となってきます。

むち打ちの検査の種類

むち打ちの検査の種類はいくつかあり、一番オーソドックスなのが『レントゲン』・『CT』・『MRI』といった画像診断です。
むち打ちの多くは筋肉の損傷なのですが、画像によっては筋肉の断裂がわかるものもあり、診断の大きな手掛かりとなります。
また、むち打ちは首の痛みであるため、筋肉の損傷ではなく、神経節の圧迫や断裂、頸椎のひびや骨折・変形がレントゲンなどで見つかれば、単なる『むち打ち』ではなく、『神経圧迫』などの正式な病名が付きます。

このような画像診断で異常がないにもかかわらず痛みがある場合には、神経の検査が行われます。
神経が緊張して筋肉が収縮しっぱなしになっている疑いがある場合には、筋肉の収縮度合いを見る筋萎縮テストが行われます。
また、表層筋に異常がみられない場合には、より内部の筋肉を調べる深部腱反射テストが行われます。

これらの神経検査でも異常がみられない場合には、脳波検査が行われることもあります。
脳波を検査することによって、『脳が痛みを感じている脳波が出ている』など、神経の何らかのトラブルにより、首に異常がみられなくても脳が痛みを感じている証明が出来るケースもあります。

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