交通事故で評価損となった車の補填はして貰えない?

無料相談 フォームはこちら
解決事例のご紹介 当弁護士団のシンポジウム 全国交通事故弁護団 公式ブログ 交通事故の法的基礎知識 当団体が力を入れている事案遷延性意識障害脊髄損傷死亡事故むちうち 運営者情報
弁護士団 サイドメニュー

事務局連絡先(全国対応)
TEL:0120-643-663
(受付時間 平日9時半~19時)
吉田泰郎法律事務所内

当弁護団を運営している弁護士事務所の詳細はこちら

全国交通事故弁護団 facebookページ 全国交通事故弁護団 Twitterアカウント

交通事故に関するQ&A

交通事故で生じた車両の評価損は補償してもらえますか?

2

【質問】
自動車同士の交通事故を起こしたのですが、過失割合は5:5で話を進めています。

そこで問題となっているのが、自動車の物損についてです。
交通事故相手の自動車は軽自動車の一般的な自動車なのですが、私の方は外国車で購入価格が1000万円、修理費が400万円かかります。
自動車の修理自体はお互いの対物保険と車両保険を使って修理することになっているのですが、私の方の自動車は事故を起こしたことにより、格落ちの評価損となってしまいました。

その分の補填も保険会社には言っているのですが、「運転するには交通事故以前と変わらず支障がないので、評価損の分は支払えない」と言われました。
運転する分には支障がないかもしれませんが、修理した部分の強度の低下や微妙な車体のゆがみはあり得るでしょうし、自動車を売却する際には「事故車」ということで評価も落ちますし、お互い人身事故であったため「縁起が悪い」と買い手が減る可能性もあります。

本当に、保険会社に評価損の分の補填はしてもらえないのでしょうか?

【回答】
保険会社は交通事故で保険金を支払いたがらないというのは有名な話なのですが、とりわけ自動車の修理にかかるものは支払いを渋る傾向があります。

交通事故で車両の修理をした人ならば心当たりがあると思いますが、自動車の修理は自動車の破損状況を保険会社が調査して、必要最低限の修理で済まそうとするため、保険加入者や被害者と紛争となることがあります。

また、評価損(格落ち)に関しては、ほとんどの保険会社が認めていません。
保険会社の言い分としては、「修理をすれば交通事故以前と変わらずに使用できるので、売却の時の評価損まで保険会社が補填する必要がない」という考えからです。

しかし、判例では評価損に関しては、一定の範囲で認める判決も出ています。
裁判所の主たる考え方では、「交通事故により自動車の価値が下がったことは、交通事故の損害に含まれる」ということで、修理費の数%~50%程度を修理費として認める判決が出ることが多いです。

とはいえ、軽微な修理であったり、多く流通している車種で年代が経っている自動車などは、評価損は生じないとして棄却されることもありますので、必ずしも評価損の補填がされるものではありません。

評価損の補填単体で保険会社と争うのは効率が悪いとも言えますので、人身事故やその他の物損を含めてまとめて示談交渉を弁護士に頼む方が良いでしょう。

ご相談フォームはこちら

この記事を読まれた方にオススメの情報5選

HOME交通事故に関するQ&A