遷延性意識障害患者の介護者は家族が一番なのか?

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遷延性意識障害

家族が遷延性意識障害患者を介護する際に起こる問題とは

3月遷延性意識障害

交通事故で家族が遷延性意識障害となった場合、患者家族の負担はかなり重くなります。

金銭的な問題もありますが、同時に直面するのが介護の問題です。
交通事故の受傷の治療として病院に入院している間はまだよいのですが、病院から「声掛けなどを積極的に行ってもらいたいので、患者に付き添ってください。」と言われたり、3か月ごとの転院問題や、自宅で介護する場合でも『誰が中心となって介護をするのか?』と
いった問題が付きまといます。

遷延性意識障害患者の妻や夫といった配偶者が介護するといったケースが多いですが、親が子、反対に子が親の介護をするというケースもあります。

こういったケースでよく見られるのが、『家族なのだから、身内が看ないと。』という考えです。
夫は介護しないのに実際に介護する妻や子に言われることが多く、遷延性意識障害患者が高齢の場合には別居している兄弟が患者と同居していた兄弟に対して言われることもあります。

そのため、介護の負担が一人、もしくは一家族に集中してしまい、半年も持たずに介護疲れで共倒れするといったケースもあります。

自分で介護しないという選択

遷延性意識障害患者の家族会などでは、『介護サービスをどう使っていくか』ということが話題として上ります。
介護年数が長い患者家族ほど、介護ヘルパーや介護施設の短期入所などを上手に使い、介護を続けています。

自分一人で遷延性意識障害患者を介護されていた人が、家族会でこのような意見を聞いた際に、「自宅で自分一人で介護しなくていいんだ。」とやっと安堵されるといったことも多々あります。

どうしても『遷延性意識障害患者は家族で介護しないと』、『施設に預けると親類から文句を言われる』、『近所から人でなしの様に言われるのでは?』と考えがちになります。
しかし、『介護のプロが世話をした方が患者も心地いい』、『自分の時間が許す範囲でお見舞いをすればいい』、『文句を言う人は聞き流すか、「代わりに1か月介護してくれますか?」と言う』と切り替えて考えれば、家族が介護をしなければいけないことにとらわれることはありません。

弁護士に相談に来られる方の中にも、何が何でも家族で介護をすると意気込んでこられる方もいますが、介護は何年・何十年も続くものですので、医師や看護師・ケースワーカー・弁護士などから介護の現場の現状を聞いて、自分や家族にあった介護計画を立てることをお勧めします。

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